チワワの寿命は？

一時期は絶滅の危機に
　チワワは、小型犬の中でも活発で愛らしい犬種で、非常に人気があります。

　世界で公認されている犬種の中でも最も小さいですが、元気で長生きをすることでも知られています。

　チワワの祖先は9世紀頃のトルテカ文明の時代から飼われていましたが、一時期は絶滅の危機に瀕しました。

　しかし、1850年頃にメキシコのチワワという町で3頭のチワワが発見され、現在のチワワのベースとなりました。チワワを飼いたい方やすでに飼っている方々は、チワワの寿命やシニア犬になる時期について気になることでしょう。

　心臓病などの病気に気をつけたり、生活の工夫をすることで、チワワの健康をサポートできます。チワワとの暮らしをより豊かにするために、役立つ知識を身につけましょう！

このページの目次

チワワの寿命について

平均寿命は13〜15歳
　日本において血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ（JKC）によれば、チワワの理想体重は1.5〜3kgとされています。

　また、体高には厳格な規定はないものの、500g未満や3kgを超える場合は繁殖犬として不適格とされています。

　チワワは手足が細いが胴体はしっかりとしており、特徴的なドーム型の頭蓋骨と三角形の立ち耳、そして大きくて黒い瞳が魅力です。

　チワワの平均寿命は13〜15歳と言われていますが、定期的な散歩や健康管理により15歳を超える長寿なチワワも珍しくありません。

　2020年度の「家庭どうぶつ白書2022」によると、チワワの平均寿命は13.8歳であり、全犬種の平均寿命は14.1歳とのこと。

　つまり、チワワの寿命は平均的であると言えるでしょう。脳トレや筋トレなどの健康管理によって、愛犬との幸せな時間をより長く過ごすことができるかもしれません。

明るく勇敢な心を持つ人気の犬種
　チワワは、小さな体に明るく勇敢な心を持つ人気の犬種です。チワワを家族に迎え、いよいよ待ちに待った愛犬との生活がスタートします。最初に教えるべきはトイレの利用方法ではないでしょうか。

　小型犬の中でも、小さなチワワは非常に人気があります。体は小さいですが、とても頭の良い犬種なので、トイレトレーニングも早く習得できる子が多いです。しかし、最初はうまくいかないこともあるかもしれませんし、問題を抱えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

　個体差はあるかと思いますが、おそらく2、3日でお家に慣れてくれると思いますので、それからトイレトレーニングを始めましょう。犬は自分の好きな場所で自由に排泄することを自然と考えています。

　また、マーキングの習性も持っているため、トイレの場所を覚えるまでは、部屋中に排泄してしまうこともあるかもしれません。また、犬は自分の体や寝床を清潔に保つため、寝る場所と離れた場所で排泄しようとする傾向があります。

　トイレトレーニングはチワワのしつけの中でも重要なポイントであり、飼い主とのコミュニケーションを深める良い機会でもあります。根気よく愛情を持って接してあげれば、チワワとの信頼関係も一層深まるでしょう。

一緒にカフェや旅行などのお出かけも
　チワワは小さい身体ながら、魅力がたくさん詰まった犬種です。小型犬であるため、マンションなどの集合住宅で飼うのも容易であり、基本的なしつけができていれば、一緒にカフェや旅行などのお出かけも楽しむことができます。

　しかし、抱き上げた際に落としてしまうなどの事故が発生することもあるため、室内環境や扱い方には充分な注意が必要です。

　チワワを飼う際には、日常生活の中での安全対策や適切な訓練が欠かせません。このような配慮を怠らず、愛情を持って接することで、チワワとの暮らしをより豊かに楽しむことができるでしょう。